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【国際】

正恩氏、米朝対話「深く分析」 メディアで公表 南北会談にも言及

 【北京=城内康伸】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は十日、朝鮮労働党中央委員会政治局会議が九日に開かれ、金正恩(キムジョンウン)党委員長が「米朝対話の展望を深く分析、評価した」と伝えた。正恩氏が米朝対話に備える姿勢を示したことを、北朝鮮メディアが伝えるのは異例で、六月上旬までに開かれる見通しの米朝首脳会談に向けた指示を出したとみられる。

 同通信によると、正恩氏は会議で、最近の朝鮮半島情勢について報告。今月二十七日に板門店の韓国側施設「平和の家」で南北首脳会談が開催されることに言及した。北朝鮮メディアが予定される文在寅(ムンジェイン)韓国大統領との首脳会談開催を伝えるのは初めて。

 さらに、正恩氏は「今後の国際関係に関する対応方針をはじめとする戦略・戦術的な問題」を提示。同通信は正恩氏が中国や韓国に示したとされる「非核化の意思」に関して触れていないが、核問題の扱いについて具体的に話し合ったとみられる。

 北朝鮮では十一日に国会に相当する最高人民会議が開かれる予定で、米朝、南北の両首脳会談に向けたより具体的な方針が明らかになる可能性がある。

◆トランプ氏「6月上旬までに会う」

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領は九日、ホワイトハウスで開かれた閣議の冒頭、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長との初めての首脳会談について「われわれは北朝鮮と接触しているが、五月か六月上旬に会うことになるだろう」と述べた。これまでは五月末までに実施する意向を示していた。

 米朝首脳会談について「双方が大いに敬意を払い、北朝鮮の非核化で取引(ディール)できることを期待する」と表明。「うまくいけば、両国関係はこれまでとは大きく違ったものになる。世界が非常に興奮することになるだろう」と関係改善への期待感を示した。

 米朝の関係改善に関しては「他の大統領たちがやるべきだったが、やらなかった。五年、十年、二十年前にやっていれば、もっと簡単だった」と述べ、歴代米大統領の対応を批判した。

 

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