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【国際】

FB、安全対策に5000人増 偽ニュース拡散防止強化

ザッカーバーグ氏=ロイター・共同

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 【ワシントン=白石亘】米交流サイト大手フェイスブック(FB)のザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は九日、米大統領選で偽ニュースが流れた問題を受け、投稿のチェックなど安全対策に当たる要員を五千人増やす方針を示した。米中間選挙を秋に控え、対策を強化するのが狙い。政治広告の広告主に対する審査も厳しくする。

 ザッカーバーグ氏が十、十一の両日、米議会の公聴会で証言するのを前に、九日に公開された準備書面で明らかにした。

 二〇一六年の米大統領選でFBに偽ニュースを流したロシア企業「インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)」に関し、「四百七十の偽アカウントを開き、八万件の投稿をした。最大一億二千六百万人が偽ニュースの影響を受けた可能性がある」と説明。IRAは十万ドル(一千六十万円)を投じ、三千以上の偽の政治広告も出した。

 ザッカーバーグ氏は「ハッキングなどロシアのサイバー攻撃に気を取られ、選挙干渉に気づくのが遅れた」と釈明。「悪用を防ぐ対策が十分でなかったのは明らか。利益を最大化するより、コミュニティーを守る方が大事」と安全を確保するための投資を増やす。

 具体的には、偽の投稿などをチェックする要員を現在の一万五千人から、年末までに二万人に増やす。また政治広告の出稿を希望する広告主に対して、身元と住所の事前確認を義務付ける承認制を導入し、偽ニュースが拡散するのを防ぐ。

 

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