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【国際】

「史上最大の海上閲兵」 南シナ海 習氏、海軍増強を表明

 【北京=中沢穣】中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席(中央軍事委主席)は十二日、南シナ海で海軍の観艦式に参加した。習氏は演説で「中華民族の偉大な復興に向けて奮闘する中、強大な海軍を建設するという任務はかつてないほど切実だ」と強調し、「海洋強国」実現に向けて海軍増強を加速させる考えを示した。

 中国初の空母「遼寧」など四十八隻の艦船や七十六機の航空機、兵士一万人以上が参加し、「中国史上最大の海上閲兵」という。

 南シナ海に突き出た海南島では十一日まで国際会議「ボアオ・アジアフォーラム」が開催。習氏は自由貿易の推進などを訴えた直後、各国に強大な軍事力をみせつけた形だ。習氏は「遼寧」で戦闘機「殲(せん)15」の発着艦訓練も視察した。

 中国海軍は十二日まで南シナ海で軍事演習を実施。中国海事当局は同日、台湾海峡で十八日に実弾演習を行うため航行禁止にすると通知した。「一つの中国」の原則を認めない台湾の蔡英文(さいえいぶん)政権に軍事的圧力をかけるとともに台湾との関係強化を進めるトランプ米政権をけん制する狙いがある。

 

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