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【国際】

トランプ氏、米朝会談で拉致提起明言 圧力継続を確認

17日、米フロリダ州パームビーチで、夕食会を前に散策する(左から)昭恵夫人、安倍首相、トランプ米大統領、メラニア夫人=共同

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 【パームビーチ=後藤孝好】安倍晋三首相は十七日午後(日本時間十八日未明)、政府専用機で米南部フロリダ州パームビーチに到着し、トランプ米大統領の別荘「マールアラーゴ」で日米首脳会談に臨んだ。安倍首相が北朝鮮による日本人拉致問題について、六月上旬までに開催予定の米朝首脳会談で提起するよう求め、トランプ氏は「取り上げる」と明言した。最大の焦点となる通商問題は、十八日の会談で取り上げられる見通し。

 安倍首相は会談の冒頭で「北朝鮮と経済の問題を話し合いたい。米朝首脳会談を決断したトランプ氏の勇気を称賛したい」と表明。

 トランプ氏は「日米関係は強固で北朝鮮問題の認識は一致している。貿易についても話をしなければならない」と応じた。

 日本側によると、両首脳は北朝鮮の完全かつ検証可能で不可逆的な非核化を早期に実現させる考えで一致し、最大限の圧力を継続させる方針も確認。経済関連のやりとりは明らかにしなかったが、クドロー国家経済会議(NEC)委員長は記者団に「米国はいつか日本との自由貿易協定(FTA)が実現することを望む」と表明した。

 安倍首相は米英仏のシリア攻撃について「化学兵器の使用は許さないとの米英仏の決意を支持する」と伝達。トランプ氏は米朝首脳会談で「日本のために最善となるようベストを尽くす」と述べたという。

 両首脳は二日間で計三回の会談を予定。最初は互いの通訳だけを交えた一対一の形式で北朝鮮問題を中心に意見交換。二回目は日米双方の政府高官を加えた少人数で実施された。

 安倍首相は一対一の会談後、記者団に「二人きりで北朝鮮、経済の問題で相当深い話をした。それぞれ非常に重要な点で認識を一致させることができた」と強調。米朝首脳会談に対しては「核、ミサイル、拉致の問題が解決に向かって進んでいく歴史的な会談となることを期待している」と述べた。

 両首脳は十八日午前にゴルフを楽しむ予定で、二人が一緒にプレーするのは昨年二、十一月に続いて三回目。

 十八日午後の会談では、対日貿易赤字や、米国による鉄鋼、アルミニウムの輸入制限といった通商問題が主要議題になる。

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