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【国際】

キューバ新議長選出 新世代ディアスカネル氏

ミゲル・ディアスカネル氏=ゲッティ・共同

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 【ニューヨーク=赤川肇】カリブ海の社会主義国キューバの人民権力全国会議(国会)は十九日、国家元首のラウル・カストロ国家評議会議長(86)の後任にミゲル・ディアスカネル第一副議長(57)を選出した。一九五九年のキューバ革命後に生まれたトップを擁する初の指導体制が発足し、国交正常化に否定的なトランプ米政権との関係や経済自由化のかじ取りが問われる。

 キューバ共産党機関紙によると、首都ハバナの南東約二百五十キロにあるビジャクララ州出身。大学で電気工学を専攻し、大学教授として勤めた経験もある。ディアスカネル氏は、二〇一三年のラウル氏再任時に評議会ナンバー2の第一副議長に抜てき。十八日に招集された国会で、唯一の新議長候補に推薦されていた。

 親米政権を倒した革命から約六十年続いた前議長の故フィデル氏、ラウル氏の兄弟による「カストロ時代」が終わりを告げた。

 ただ、ラウル氏は評議会から外れるが、党最高位の第一書記に二一年までとどまる。ディアスカネル氏の後任となる第一副議長には、ラウル氏に仕えたサルバドル・バルデス副議長(72)が昇格。このためラウル氏の基本政策は、新体制にも継承される公算が大きい。

 両親がキューバ移民のマルコ・ルビオ米上院議員(共和党)は新議長選出について「カストロ体制が前もって決めた見せ掛けの選挙以外の何ものでもない」と批判する声明を出した。

 

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