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【国際】

英連邦、結束強化へ 首脳会議 EU離脱後の連携確認

 【ロンドン=阿部伸哉】英国と旧英領主体の五十三カ国でつくる英連邦首脳会議が十九日、二日間の日程でロンドンで始まった。英国では約二十年ぶりの開催。英政府は来年三月に欧州連合(EU)離脱を控える上、神経剤を使った元ロシア情報機関員の暗殺未遂事件などでロシアとの対立も抱えており、連邦諸国との結束強化を図る。

 英国のメイ首相は開幕前、インドのモディ首相やカナダのトルドー首相らと相次いで会談し、EU離脱後の通商関係強化を確認。さらに安全保障面で情報共有するカナダ、オーストラリア、ニュージーランド首脳を英サイバーセキュリティーセンターに招き「ロシアがサイバー攻撃で偽情報を流している」と非難した。

 ただ、会議冒頭のあいさつでは、対ロ関係で各国に温度差もあることから「ルールに基づいた国際秩序への脅威や、サイバー攻撃への対応」を課題に挙げるにとどめた。

 連邦トップを務め、二十一日に九十二歳の誕生日を迎えるエリザベス女王もあいさつ。「皇太子がこの重要な仕事を続けることが私の心からの望みです」と述べ、チャールズ皇太子(69)を次の連邦トップと認めるよう要望した。

 会議は二年に一度、加盟国持ち回りで開催。一九四九年に八カ国で始まったが、現在は女王以外を国家元首とする国にも広がった。加盟国はアジア太平洋、アフリカ、中南米などにまたがり、総人口は約二十四億人に上る。

 

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