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【国際】

南北首脳 夕食会開催へ 実務協議 会談 融和ムード強調

 【ソウル=上野実輝彦】韓国と北朝鮮は二十三日、軍事境界線のある板門店(パンムンジョム)の北朝鮮側施設「統一閣」で実務協議を行い、二十七日の南北首脳会談の際、歓迎式典と夕食会を開くことや二十五日に合同リハーサルを実施することで合意した。一方、日韓と米韓の政府高官は二十三日、ソウルでそれぞれ会談し、協調体制を確認。融和ムードを演出して韓国を取り込みたい北朝鮮と、警戒を緩めない日米の間で「綱引き」が続いている。

 韓国大統領府によると、北朝鮮は二十五日に板門店の韓国側施設に先発隊を派遣し、リハーサルを実施。韓国は二十四、二十六の両日にも単独リハーサルをする。北朝鮮は首脳会談時、北朝鮮側地域での取材を認めているという。

 また韓国政府は二十三日、二〇一六年一月の北朝鮮による四回目の核実験以来、軍事境界線付近で続けてきた拡声器による北朝鮮に向けた宣伝放送を中断し、一定の配慮を示した。日米は、北朝鮮に非核化の意志が本当にあるのか疑問視し、日米韓連携の分断を懸念する声も根強くある。

 外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は二十三日、ソウルで韓国外務省の李度勲(イドフン)朝鮮半島平和交渉本部長と会談し、日韓が緊密な協力を続けることを確認。韓国外務省の発表には圧力の文言はなかったが、金杉氏は会談後、非核化まで圧力をかけ続ける方針で「韓国と一致している」と強調した。

 米国務省のソーントン国務次官補代行も、ソウルで韓国統一省次官や外務省次官補と相次ぎ会談。記者団に「(米韓)両国の協力態勢を示す機会になった。(南北と米朝の首脳会談で)非核化に対する北朝鮮の真意を確認する」と述べた。

 

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