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【国際】

仏大統領、米にパリ協定復帰要請 イラン核合意維持も強調

 【ワシントン=後藤孝好】フランスのマクロン大統領は二十五日、米連邦議会の上下両院合同会議で演説し、国際協調の重要性を訴え、トランプ米大統領が離脱を決めた地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰や、イラン核合意の維持を求めた。

 マクロン氏はトランプ氏を念頭に「気候変動という世界的課題への対応より、産業や雇用の確保が急を要すると考える人々もいる」と述べ、地球環境の破壊に危機感を表明。「米国がいつかパリ協定に戻ると確信している」と呼び掛けた。

 イラン核合意については「全ての懸念には応えていない」としながらも「米国主導で合意に署名したので、離脱すると言うべきではない」と強調。新たな合意や追加条項を結ばない限り、合意を破棄してはならないと主張した。

 自国の利益を最優先する米国第一主義に対しては「われわれは多国間主義に基づいた二十一世紀の新たな国際秩序を構築できる」とけん制。米国が三月に発動した鉄鋼とアルミニウムの輸入制限には、強硬的な措置ではなく、世界貿易機関(WTO)のルールに従って交渉で解決するよう促した。

 マクロン氏はトランプ氏が就任してから初めての国賓として米国を訪問した。

 

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