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【国際】

手取り合い境界往復 南北首脳

 【ソウル=境田未緒】午前九時半ごろ、南北軍事境界線を示すコンクリートの縁石を、金正恩朝鮮労働党委員長が文在寅韓国大統領に招かれるようにしてゆっくりと越えた。韓国側の砂利を踏みしめた後、今度は正恩氏が文氏を促し、手を取り合いながら北朝鮮側に戻るサプライズを演出。二人は北朝鮮側でも握手を交わし、再び韓国側に戻った。

 高さ五センチあまり、幅五十センチ。二人が軽々と越えた縁石は日ごろ、韓国、米国軍を主体とした国連軍と北朝鮮軍が向き合って警備に当たり、越えるどころか通路に入ることも許されない。一九五三年の朝鮮戦争休戦で共同警備区域(JSA)となり、七六年に北朝鮮兵が国連軍兵士を殺害して以降、境界が厳格化された。

 「人が越えにくい高さでもなく、あまりに簡単に越えてきた」。正恩氏は首脳会談の冒頭、歴史的瞬間をこう振り返った。

 

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