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【国際】

ノーベル文学賞の授与見送り検討 選考主体の疑惑で

 【ロンドン=共同】英紙ガーディアン電子版は二十七日、セクハラや情報漏えいスキャンダルの渦中にあるノーベル文学賞の選考主体スウェーデン・アカデミーが、今年の文学賞授与を見送るべきか否かを検討していると報じた。

 アカデミー内には通常通り選考するべきだとの意見もあり、今月二十六日の会合では結論が出ず、来月も引き続き協議することになった。もし見送りになれば、翌年に持ち越され来年十月に二人の受賞者が発表される可能性があるという。

 今回の問題との関係は不明だが、ロイター通信によると、経済犯罪を担当するスウェーデン捜査当局が二十七日、アカデミーの捜査に着手したと明らかにした。

 スキャンダルはアカデミーの女性メンバーの夫のセクハラや性的暴行疑惑が発端で、この女性メンバーから受賞者名が事前に漏れていた疑惑も浮上しアカデミーに批判が集中。メンバーが次々辞任し、責任を取る形で事務局長も辞任した。

 アカデミーは二十日、第三者による調査結果を公表し、セクハラについて「受け入れられない振る舞い」があったと断定。誰が行ったのかは明らかにしなかったが受賞者名漏えいを認めた。

 昨年の文学賞受賞者は長崎出身の英国人作家カズオ・イシグロさんだった。

 

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