東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米朝会談へ「順調に進行」 トランプ氏、文氏と電話協議

 【ソウル=境田未緒】韓国大統領府は二十八日夜、文在寅(ムンジェイン)大統領がトランプ米大統領と一時間十五分にわたって電話協議し、南北首脳会談の結果を説明したと発表した。韓国側は協議内容を明らかにしていないが、トランプ氏はツイッターに「(文氏と)とても良い話し合いができた」と書き込んだ。

 トランプ氏は、六月上旬までに予定される米朝首脳会談を念頭に「時期と場所が決まりつつある。物事は大変順調に進んでいる」ともツイートし、会談に向けた準備状況を明かした。トランプ氏は文氏と電話した後、安倍晋三首相と電話協議をした。

 文氏は二十七日の南北首脳会談前、「会談が米朝首脳会談の成功につながる道しるべの役割を果たすよう準備しなくてはならない」と話していた。共同宣言に盛り込まれた「完全な非核化」への具体的な協議は米朝首脳会談にかかっており、文氏は北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の非核化の意思をトランプ氏に説明し、北朝鮮への不信感をぬぐう努力を続ける。

 韓国政府高官は「北朝鮮の非核化の意思は複数のルートで確認した」と話しており、正恩氏がトランプ氏へのメッセージを文氏に託した可能性もある。文氏は米朝会談前の五月中旬に訪米し、トランプ氏と会談する見通しだ。

◆具体的行動要求で一致 日米首脳、南北会談を「歓迎」

 安倍晋三首相は二十八日夜、米国のトランプ大統領と電話で協議し、南北首脳会談について、北東アジアの安定に向けた歴史的一歩として歓迎すべきだとの認識で一致した。北朝鮮に対し、引き続き非核化への具体的行動を求めていくことも確認した。協議後、公邸で記者団に明らかにした。

 同席した西村康稔官房副長官は記者団に、拉致問題の解決に向け、北朝鮮に働き掛ける方針を確認したと説明したが、詳細は明らかにしなかった。

 日米電話協議は、米韓首脳の電話協議後に行われた。首相は、南北首脳会談の内容について文在寅(ムンジェイン)韓国大統領から二十九日に説明を受けると記者団に語った。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報