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【国際】

北核実験場、5月に閉鎖 トランプ氏「米朝会談3、4週間以内」

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 【ソウル=上野実輝彦、ワシントン=後藤孝好】北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領との首脳会談で、北朝鮮の核実験場を五月中に閉鎖し、米韓の専門家や記者に公開する意向を表明していたことが分かった。米国に対しては、核放棄の条件として体制の保証を改めて求めた。韓国大統領府が二十九日、発表した。

 大統領府によると、正恩氏は「一部では『使えなくなったもの(核実験用の坑道)だけを閉鎖する』と言われているが、それより大きな坑道二つが健在だ」と述べ、全ての坑道を閉鎖する姿勢を示した。北朝鮮・豊渓里(プンゲリ)の核実験場には建設中も含め四つの坑道があり、過去六回の核実験により、二つが使用不能になったとされている。

 また、正恩氏は「米国と信頼を積み重ね(朝鮮戦争の)終戦と不可侵を約束すれば、どうして核を持つ必要があるだろうか」と米国に暗に体制保証を要求。文氏は核実験場閉鎖を歓迎する意向を表明し、南北が専門家らの招待時期などについて、日程協議を始めることで一致したと明かした。

 一方、トランプ米大統領は二十八日の中西部ミシガン州での演説で、正恩氏との米朝首脳会談が「三、四週間以内に行われると思う」と述べ、五月中に開かれるとの見通しを示した。

 米CBSテレビは、米政府関係者の話として、モンゴルとシンガポールの二カ所が米朝首脳会談開催地の最終候補として検討されていると報じた。

 北朝鮮は二〇〇八年、寧辺(ニョンビョン)にある核施設の無力化を示すため冷却塔を爆破したが、その後も核開発を継続した。

 

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