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【国際】

釜山で徴用工像の設置めぐり緊迫 警察が市民阻止

1日午前、釜山の日本総領事館前で、徴用工を象徴する像の設置を巡ってにらみ合う市民団体と警察隊=上野実輝彦撮影

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 【釜山=上野実輝彦】日本統治下の朝鮮人徴用工問題で、釜山日本総領事館前に徴用工を象徴する銅像の設置を目指す市民団体が四月三十日深夜、像を総領事館付近まで持ち込み、警官隊に阻止された。団体と警察のにらみ合いは今月一日午前も続いている。

 団体はメーデーである一日に設置を予告。釜山総領事館前には二〇一六年末にも、慰安婦を象徴する少女像が建てられたばかり。徴用工像の設置まで強行されれば日本政府が強く反発し、日韓関係に悪影響が出るのは必至だ。

 現場では市民団体メンバーや学生らが「労働者像を少女像の横へ」「像を守っていこう」と声を上げた。警察は一時、団体の強制排除を行ってメンバーともみ合いになり、病院へ運ばれた人も出た。

 日本政府は、在外公館の安寧を定めたウィーン条約に抵触するとして韓国政府に対応を要求。韓国外務省は「国際儀礼や慣行の面から設置は適切ではない」との見解を示している。

 

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