東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

イラン、米抗議デモ 核合意離脱で星条旗に火

11日、テヘランで行われたデモで星条旗に火を放つ参加者=ロイター・共同

写真

 【テヘラン=共同】二〇一五年にイランと欧米など六カ国が結んだ核合意からの離脱をトランプ米大統領が表明したことを受け、イラン全土で十一日、大規模な抗議デモがあった。参加者は星条旗に火を放ち、合意の存続が危ぶまれる「国難」に強硬姿勢で立ち向かう決意を強調した。国営テレビが報じた。

 参加者の大半は反米イスラム体制の護持を掲げる保守強硬派に動員されたとみられる。穏健派の国民はトランプ氏の判断にいらだちや失望を募らせながらも、さらなる緊張の激化を望んでいないのが実情だ。

 反米デモでは、イラン国旗や最高指導者ハメネイ師の肖像を掲げた男女が行進し「米国に死を」「イスラエルに死を」などと連呼。「たとえ戦って死のうが、いかなる譲歩も受け入れない」と気勢を上げた。

 核合意では、イランが経済制裁の解除と引き換えに核開発制限に同意した。トランプ氏は八日、合意離脱と核関連の制裁再発動を表明。イランや欧州は十五日にベルギーのブリュッセルで外相会合を開き、米国抜きでの核合意存続が可能かどうか協議する方針だが、難航が予想される。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】