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【国際】

米国務長官、非核化で体制保証言及 経済見返り提示か

 【ワシントン=石川智規】ポンペオ米国務長官は十一日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と北朝鮮で会談した際のやりとりについて、「完全に非核化するなら、北朝鮮の体制を保証する用意がある」などと述べたことを明かした。北朝鮮メディアは、正恩氏がポンペオ氏との会談で「新たな代替案」を提示され満足したと伝えている。米側は非核化の見返りとして体制保証や経済協力を提示した可能性がある。

 ポンペオ氏は、国務省内で韓国の康京和(カンギョンファ)外相と会談した後に共同記者会見を行い、正恩氏との九日の会談を振り返った。

 ポンペオ氏は先の会談で「複雑な問題について実質的な議論ができた」と指摘。北朝鮮が求める体制保証や、米側が要求する完全で検証可能かつ不可逆的な非核化などを議論したとし、「われわれは究極の目標を互いに理解できたと思う」と振り返った。

 その上で、六月十二日の米朝首脳会談に向けて「もし北朝鮮が早期の非核化に向け大胆な行動を取れば、米国は北朝鮮の繁栄に協力する用意がある」と経済支援の可能性に言及した。ただ、その条件として「各国とともに厳格な検証プログラムが求められる」とも強調した。

 一方、共同会見した康氏は、北朝鮮が非核化を果たすまで「経済制裁を緩めない」と明言。また、在韓米軍の将来について「米朝会談で議題にする話ではない」と主張した。

 

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