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【国際】

パリで通行人5人殺傷 チェチェン出身の容疑者射殺

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 【パリ=竹田佳彦】フランス・パリ中心部のオペラ座近くで十二日夜(日本時間十三日未明)ごろ、刃物を持った男が通行人を襲い男性一人が死亡、四人が負傷した。男は駆け付けた警官に射殺された。襲撃時に「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでおり、仏検察はテロ事件の疑いがあるとみて調べている。在フランス日本大使館によると、日本人の被害はない。

 AFP通信によると、男はロシア南部チェチェン共和国出身の二十歳。過激思想の傾向があるとして治安機関に把握されていた。

 仏検察によると、「男が刃物で通行人を襲っている」と通報があり、駆け付けた警官が射殺した。二十九歳の男性が死亡、四人が負傷した。過激派組織「イスラム国」(IS)は十三日未明、系列ニュースサイトで「ISの戦士が実行した」と主張した。

 マクロン大統領は十三日未明にツイッターで「フランスは自由の敵に譲歩しない」とテロと戦う姿勢をあらためて強調した。

 現場は日系の飲食店や食料品店が立ち並ぶ繁華街。土曜日の夜でにぎわっていたが事件後、捜査のため封鎖された。近くの飲食店にいた男性(42)は「急に走りだす人が見え、発砲音が聞こえた。店員に隠れろと言われ、急いで店の奥に行った」と話した。

 フランスでは今年三月、南部カルカソンヌでISのメンバーを名乗るモロッコ出身の男(25)が警官らに発砲、スーパーに立てこもるなどして四人を殺害した。

 

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