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【国際】

米大使館 エルサレム移転 ガザ衝突 52人死亡

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 【エルサレム=奥田哲平】昨年十二月にエルサレムをイスラエルの首都と認定したトランプ米政権は十四日、在イスラエル大使館を商都テルアビブから移転し、開館式典を行った。パレスチナの反発や国際社会の懸念を押し切った中東政策の一大転換で「二国家共存」を目指す和平交渉再開を遠ざけるのは決定的となった。

 式典にはトランプ大統領の長女イバンカ補佐官ら約八百人が出席。トランプ氏はビデオ演説で「米国は和平交渉の調停役として関与する」と意欲を示した。米国は移転先をエルサレム南部アルノナ地区の米総領事館内に置き、移転時期を前倒ししてイスラエル建国七十年の十四日に合わせた。

 建国はパレスチナ人が難民化した「ナクバ(大惨事)」の節目でもあり各地では抗議デモが発生。ガザ保健当局によると、四万千人が参加したガザ地区ではイスラエル軍の実弾射撃などでパレスチナ人五十二人が死亡、約二千四百人が負傷した。二〇一四年のガザ大規模戦闘以降で死者数が最悪となった。

 

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