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【国際】

米、大使館移転を正当化 ガザ衝突 安保理が緊急会合

15日、ニューヨークで、パレスチナ情勢に関する国連安全保障理事会の緊急会合の冒頭、デモの犠牲者に黙とうをささげる各国の国連大使ら=共同

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 【ニューヨーク=赤川肇】在イスラエル米大使館のエルサレム移転に抗議するパレスチナ自治区ガザのデモ隊とイスラエル軍の衝突で、国連安全保障理事会は十五日、緊急会合を開いた。多数の死傷者を出したイスラエル軍による実弾銃撃への非難が相次ぐ一方、米国はイスラエルを擁護。事態の収束に向け、安保理が一致した対応や見解を打ち出すのは困難な情勢だ。

 会合を要請したアラブ連盟加盟国のクウェートのオタイビ国連大使は「イスラエル治安当局による大虐殺を最も強い言葉で非難する」と主張した。

 これに対し、ヘイリー米国連大使は、ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスがイランを後ろ盾にイスラエル側への攻撃を促していると指摘。「イスラエルほど抑制的に振る舞える国があるのか」と反論し、米大使館移転を「現実の反映」と正当化してみせた。

 イスラエルのダノン国連大使は会合前、報道陣に「ハマスがイスラエル市民だけでなくパレスチナ人への戦争犯罪にも加担している」と主張。パレスチナのマンスール国連代表は十四日の記者会見で「占領軍による残虐行為」とイスラエル側を非難し、安保理に「虐殺をやめさせるよう求める」と訴えていた。

 

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