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【国際】

北、韓国との対話拒否 高官強調、揺さぶり続く

 【北京=城内康伸】朝鮮中央通信によると、南北閣僚級会談の北朝鮮側首席代表で祖国平和統一委員会の李善権(リソングォン)委員長は十七日、米韓両軍の共同訓練「マックス・サンダー」や、北朝鮮の元駐英公使の太永浩(テヨンホ)氏が講演で金正恩(キムジョンウン)体制を批判したことを非難。「重大な事態が解決されない限り、南朝鮮(韓国)の現政権とたやすく再び向き合うことはない」と強調した。

 南北対話を当面拒否する考えを示し、韓国政府をゆさぶる狙いだ。平昌(ピョンチャン)冬季五輪以来、急速に改善が進んでいた南北関係の先行きが不透明になってきた。韓国と圧力を継続する方針の米国との分断を図る狙いもあるとみられる。

 李氏は「南朝鮮当局は米国と一緒になり、歴代最大規模の侵略戦争演習を繰り広げた」と主張した。

 韓国政府を「無知無能集団」とまでけなし、影を潜めていた韓国批判を復活させた形だ。

 李氏は韓国政府に「現状が取り返しのつかない最悪の事態に広がらないように、頭を抱えて苦悩する必要がある」と警告した。

 北朝鮮は十六日、同訓練実施を理由に、同日予定されていた南北閣僚級会談の無期延期を通知。米朝首脳会談の取りやめも示唆した。

 

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