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【国際】

CIA、初の女性長官 米上院承認 拷問関与で批判も

 【ワシントン=後藤孝好】米連邦議会上院は十七日、ジーナ・ハスペル中央情報局(CIA)長官代行を長官に起用する人事を賛成多数で承認した。国務長官に就任したポンペオ前長官の後任で、女性として初めてのCIA長官になる。

 ハスペル氏は二〇〇一年の米中枢同時テロ後、容疑者の顔面に高圧で放水する「水責め」など過酷な尋問を実施していたタイの施設で責任者を務めた。拷問に関与したことに加え、尋問を撮影した映像の廃棄を命じたとして批判が相次ぎ、一時は指名辞退の可能性も報じられていた。

 上院情報特別委員会の公聴会では「非人道的な尋問は行わない」と明言したことにより、民主党の一部が賛成に回り、賛成は五十四票、反対四十五票だった。ベトナム戦争で捕虜となって拷問を受けた経験のある共和党重鎮のマケイン上院議員は反対を表明していたが、悪性の脳腫瘍で闘病中のため投票しなかった。

 マケイン氏に対しては、トランプ大統領の側近のケリー・サドラー氏が「どうせ死ぬんだからどうでもいい」と発言し、非難されていた。

 

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