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【国際】

マレーシア前首相宅から大量の現金、ブランド品 資金流用疑惑、22日聴取

 【バンコク=山上隆之】マレーシア警察は十八日、政府系ファンド「1MDB」からの資金流用疑惑が持たれているナジブ前首相の自宅など関係先数カ所を家宅捜索し現金や高級ブランド品を大量に押収したと明らかにした。

 AFP通信などによると、押収したハンドバッグはエルメスやルイ・ヴィトンなど二百八十四箱分。現金や宝石、腕時計が詰まったバッグも七十二個あった。現金はマレーシア・リンギット札や米ドル札などで、捜索中に紙幣計算機を持ち込んだが「総額はまだ分からない」としている。

 ナジブ氏のロスマ夫人は豪華な暮らしぶりから、フィリピンのマルコス元大統領夫人の名にちなんで「マレーシアのイメルダ夫人」と呼ばれる。過去に夫のクレジットカードを使い、欧米の宝飾店や服飾店で数年間に六百万ドル(約六億六千万円)の買い物をしていたと米紙に報じられた。

 ファンドからナジブ氏の個人口座に約七億ドル(約七百六十億円)が流れたとされる疑惑は、夫人にも疑いの目が注がれている。地元メディアによると、押収品すべてを運ぶのにトラック五台を要したという。

 ロイター通信によると、政府機関の汚職対策委員会は十八日、ナジブ氏を二十二日に事情聴取する方針を明らかにした。

 

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