東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

「ダイアナさんも誇りに思っている」 英王子挙式 世界が祝福

 【ウィンザー=沢田千秋】ロンドン近郊ウィンザー城で行われた英王室のヘンリー王子(33)とメーガン・マークルさん(36)の結婚式には世界中から十万人以上の見物客が訪れた。一部は場所取りのため屋外で一夜を明かし、主要駅は混雑緩和のため入場制限。普段は静かな町で、大勢の警察官が警備に当たった。

 王子とメーガンさんの交際が明らかになった二〇一六年秋。メーガンさんがアフリカ系の血を引き、離婚歴があることから、英メディアでは偏見に満ちた報道が見られた。王子は異例の声明を発表し、メーガンさんの家族や友人らへの取材自粛を要請。王子の心中に、母親のダイアナ元妃がパパラッチに追跡される最中、パリで事故死した悲しい過去があると推察され、差別的報道は収束した。

 英南部ブライトンから来た警備員マックス・バーカーさん(55)は「ダイアナさんが生きていたらきっとメーガンさんと仲良くなったとみんな思っている」と英国民の声を代弁。英王室行事に必ず登場する名物市民トニー・アップルトンさん(81)も正装で駆け付け「これほど多くの外国人が来るとは。英王室の人気は健在だ。今日ダイアナさんがいたら息子をさぞ誇りに思ったに違いない」と語った。

 メーガンさんが米ハリウッドの人気女優だったため、米国人も多く駆け付けた。アイダホ州の教師モーガン・ベッカーさん(28)は「米国人としてこの結婚をとても身近に感じる。メーガンさんは自分の肌の色について積極的に語ってきた。彼女こそ若い女性のお手本になる。最高のカップルだ」と祝福した。

 英国在住の日本人もロイヤルウエディングを間近に見ようとウィンザー入りした。英保健当局で働く岡山仁美(ひとみ)さん(27)は「真っ白なドレスがとてもきれい。朝六時半に場所取りに来たかいがあった」。友人の飲食店店員辻知華江さん(25)は「日本にはない国を挙げてのパーティーのような雰囲気で興奮した。いい思い出ができた」とユニオンジャックを振った。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報