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【国際】

イラン、米の新政策に反発 ロウハニ師 対決姿勢示す

 【カイロ=奥田哲平】ポンペオ米国務長官がイラン核合意からの離脱を受け、新たなイラン戦略を公表したことについて、ロウハニ大統領は二十一日、「イランのことを誰が決めるのか。米国が世界を決定付けるのは認めない」と批判し、対決姿勢を鮮明にした。AFP通信が伝えた。

 ロウハニ師は「ブッシュ政権時代の十五年前に戻ったようだ。国民は何百回も同じような声明を聞いてきた。気にも留めない」と反発。イランにとり、シリアに駐留するイラン部隊の撤退やミサイル開発制限などの新たな要求は内政干渉と映る。ザリフ外相も「妄想や誤った政策にとらわれている」と反発した。

 一方、イランと敵対するイスラエルのネタニヤフ首相は「米国は正しい。中東の安定を保障する唯一の政策だ」として国際社会に同調を呼び掛けた。アラブ首長国連邦のガルガシュ外務担当国務相もツイッターで「イランが侵略拡大主義の無意味さを悟るためには、正しい道筋だ」と歓迎した。

 ポンペオ氏は、イランに「史上最強の制裁」を科すと表明。核合意に代わる新たな合意を結ぶために、核兵器開発につながるウラン濃縮活動の完全停止▽軍事施設を含む査察受け入れ▽シリアからの部隊撤退−など十二項目を要求した。

 

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