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【国際】

米朝会談の延期示唆 トランプ氏、北朝鮮をけん制

 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領は二十二日、ホワイトハウスで韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領と会談した。会談の冒頭、トランプ氏は記者団に対し、六月十二日に開催予定の米朝首脳会談について「実現しないかもしれない。後になるかもしれない」と指摘、会談延期の可能性を示唆した。

 米朝会談を巡っては、北朝鮮が米韓共同訓練を非難したり、首脳会談中止を示唆するなど揺さぶりをかけている。トランプ氏も会談延期に言及することで、北朝鮮をけん制し、次の出方を見極めたい狙いがあるとみられる。

 トランプ氏は、米国が求める北朝鮮の完全で検証可能かつ不可逆的な非核化を念頭に「われわれが求める状況を得られると思っている。だが得られない場合、会談は行わない」と述べた。その場合は「会談が違う時期になる」としたほか、会談が実現しなくても「構わない」と突き放した。

 さらに、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が五月七〜八日に訪中し、中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席と二度目の会談をしたことに「失望した」と指摘。「あの後に金正恩の態度が少し変わった。習氏は世界級のポーカープレーヤー(勝負師)だ」と述べ、中国への不信感を表明した。

 半面、米朝会談が行われれば「北朝鮮にとって偉大なことになる」と強調。正恩氏が完全な非核化に応じるなら「彼の安全を保証する」と述べた。

 

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