東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 5月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米、演習から中国排除 リムパック 南シナ海問題けん制

 【ワシントン=後藤孝好】米国防総省は二十三日、中国が南シナ海の人工島の軍事拠点化を加速し、地域を不安定化させているとして、米軍が主催する環太平洋合同演習(リムパック)への招待を取り消したと発表した。米国が多国間演習から中国を排除する強硬姿勢を示したことで、貿易問題に続いて米中の緊張が高まる可能性もある。

 国防総省は「中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島の人工島に対艦ミサイルや地対空ミサイル、電波妨害装置を配備した」と指摘。西沙(英語名パラセル)諸島の永興(ウッディー)島には爆撃機を派遣して地域の緊張を高めていると非難し、軍事システムを撤去するよう要求した。

 ポンペオ米国務長官は二十三日、訪米中の王毅(おうき)外相と会談し、南シナ海の軍事拠点化への懸念を表明。王氏は主権国家の権利として正当性を主張した。

 リムパックは二年に一度、軍事交流を目的としてハワイ沖などで行われ、中国海軍は二〇一四年から招待され、一六年も参加していた。

 今年は六月二十七日から八月二日に実施され、日本を含む二十カ国以上が参加する予定。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報