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【国際】

NFL、国歌斉唱時 起立を義務付け 選手側が批判「意見聞かずに決定」

 【ニューヨーク=赤川肇】全米フットボール連盟(NFL)は二十三日、試合前の国歌斉唱時に選手らの起立を義務づける新方針を発表した。昨年、人種差別への抗議として斉唱時に片膝をついた選手をトランプ米大統領が「国歌斉唱で起立しないなら、おまえはクビだ」と批判し、他のプロスポーツも巻き込んだ論争になっていた。

 新方針は「全てのチームと連盟の関係者はグラウンドで起立し、国旗や国歌に敬意を示すものとする」と規定。起立を望まない選手らが国歌斉唱終了までロッカー室などグラウンド外の場所に待機する選択を認める一方、グラウンド上で起立しなかった場合はチームに罰金を科すとした。

 選手組合は新方針を受けた声明で「NFLは組合の意見を聞かない選択をした」と批判。内容の賛否に触れず、労働協約の問題があれば異議を唱えるとした。

 ニューヨークジェッツのクリストファー・ジョンソン会長は地元紙ニューズデーに「もし誰かが膝をついても、罰金は組織、私が負担する。選手の発言は制限したくない」と述べ、新方針下でも抗議行動を尊重する考えを示した。

 ペンス副大統領は自身のツイッターに「ファン、大統領、米国の勝利だ」と書いた。

 

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