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【国際】

米朝会談「来週分かる」 トランプ氏、開催に前向き

 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領は二十三日、シンガポールで六月十二日に開催予定の米朝首脳会談について「いずれ日時が分かる。開催されるだろう。来週には分かる」と述べ、予定通りの開催に前向きな姿勢を示した。

 米メディアによると、ホワイトハウス高官が週末にシンガポール入りし、北朝鮮当局者と会談の議題などを調整すると報じており、それらの結果を踏まえた上で開催を正式決定するものとみられる。

 トランプ氏は二十二日の韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領との会談で、北朝鮮の対応次第では開催が延期される可能性を示唆していた。北朝鮮側も会談の中止をちらつかせるなど、米朝の駆け引きが続いている。一方、ポンペオ国務長官は二十三日、下院外交委員会の公聴会に出席。「米朝首脳会談は依然、六月十二日に計画されている」と述べ、予定通りの会談開催に意欲を示した。

 その上で「われわれの姿勢は、完全で検証可能かつ不可逆的な非核化を求めることに変わりない」と強調。「もし正しい取引が机に上らない場合、われわれは丁重に席を立つ」と述べ、北朝鮮をけん制した。

◆「誠意冒とくなら再考」 北の高官、米副大統領批判

 【北京=城内康伸】北朝鮮の崔善姫(チェソンヒ)外務次官は二十四日、談話を発表し、「米国がわれわれの誠意を冒とくし、不当・非道の振る舞いを続ける場合、朝米首脳会談を再考することを最高指導部に提起する」と警告した。朝鮮中央通信が伝えた。

 ペンス米副大統領が二十一日、米朝首脳会談で「完全かつ検証可能、不可逆的な非核化」などを受け入れるよう求めたことに対する反発で、六月十二日に予定される米朝首脳会談を前にして、取りやめを示唆することで、米側の譲歩を迫る揺さぶりとみられる。

 崔氏は「米国がわれわれと会談場で会うか、『核対核の対決場』で会うかは全面的に米国の決心にかかっている」と強調した。

 北朝鮮の金桂冠(キムゲグァン)第一外務次官も十六日、「トランプ米政権が一方的な核放棄だけを強要するなら、そのような対話には、もはや興味を持たないだろう」とけん制したことがある。

 

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