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【国際】

トランプ氏一転 前のめり 「米朝 今も事前交渉」

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領は二十六日、ホワイトハウスで記者団に、米朝首脳会談について「われわれは六月十二日にシンガポールで開くことを検討している。何が起きるか見てみよう」と述べた。一度中止を通告した会談を予定通り開催することに前のめりになっている。

 トランプ氏は「今もある場所で(北朝鮮との)話し合いが行われている。場所がどこかは言えないが、ここからそれほど遠くないところだ」と明言した。ニューヨークにある北朝鮮の国連代表部を通じた非公式の外交チャンネルで米朝が接触を再開した可能性がある。

 首脳会談の事前協議へ向けた動きも活発化。米メディアによると、会談内容などを調整する先遣隊は、ホワイトハウスや国務省の職員ら三十人規模で構成。二十七日に出発し、二十八日にシンガポールに到着する予定だという。

 「取引(ディール)」が得意と自負するトランプ氏は、北朝鮮の瀬戸際外交に対抗する強気の交渉術で北朝鮮から主導権を奪い返した格好で、朝鮮半島の非核化で成功すれば「北朝鮮や韓国、日本、米国、中国、世界にとって素晴らしいことだ。多くの人がそれに取り組み、とてもうまく動いている」と自信を示した。

 ただ米政府高官は二十四日、事前準備の不足から六月十二日の開催は「時間が足りない」との見通しを示している。米紙ニューヨーク・タイムズは、ある高官の話として「六月十二日は十分以内(に会談する)と言っているようなものだ」と報道。トランプ氏は二十六日、ツイッターで「間違いだ。でっち上げの情報源を使うな」とかみついた。

 

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