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【国際】

マレーシア機の捜索打ち切り 2014年不明、解明困難に

 【バンコク=山上隆之】米国の海洋探査会社オーシャン・インフィニティは二十九日、二〇一四年三月に消息を絶ったマレーシア航空機の捜索を打ち切ると発表した。機体などの新たな発見はなく、政権交代後のマレーシア政府も期間延長を認めなかった。AFP通信が伝えた。

 捜索の打ち切りで、機体トラブルや操縦士の自殺説などが取り沙汰された「航空史上最大のミステリー」の解明はさらに困難になった。行方不明者の家族は同機に関する情報公開を求めており、マハティール新政権は「調査報告書を近く公表する」としている。

 オーシャン社は九十日以内に発見できれば、マレーシア政府から最大七千万ドル(約七十六億円)の報酬を受け取れるとの契約で、今年一月下旬にインド洋南部で捜索を再開。四月下旬に期限を迎え、ナジブ前政権はいったん延長を認めた。

 オーシャン社のオリバー・プランケット最高経営責任者(CEO)は「目標を達成できず非常に残念だ。今後再び捜索のお手伝いができることを心から願っている」との声明を出した。乗客乗員二百三十九人のマレーシア機は一四年三月八日、クアラルンプールから北京に向かう途中で交信が途絶えた。南シナ海上空で針路を変更、インド洋南部に向けて飛行を続け、墜落したとされる。

 

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