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【国際】

世界の15歳以上、なお2割が喫煙 WHO、年700万人死亡

 【パリ=共同】世界保健機関(WHO)は三十一日「たばこ規制枠組み条約」が定める喫煙規制の広がりにより、欧米などの高所得国を中心に喫煙人口が減っているものの、世界でなお十五歳以上人口の20%がたばこを吸っているとの報告書を発表した。アジア、東欧などの中・低所得国で減少スピードが遅くなっているとしている。三十一日はWHOが定めた「世界禁煙デー」。

 WHOは喫煙による死者が世界で年間七百万人以上に達していると強調。「喫煙に肺がんリスクがあることは知られてきたが、心臓発作や脳卒中を引き起こす恐れがあるとの知識を持つ人はまだ少ない」(WHO当局者)と指摘し、喫煙や受動喫煙の健康リスクについて一層の啓発活動が重要だとしている。

 報告書によると、世界の二〇〇〇年時点の喫煙者人口(十五歳以上)は推計約十一億四千三百万人(人口比27%)だったが、一六年には約十一億一千二百万人(同20%)にまで減少した。しかし、このペースでは、二五年までに一〇年比で三割減らすとする目標達成は難しいとしている。

 国別(一六年)では、日本の喫煙者人口比率は20%。米国21%、フィンランド18%、カナダ14%など北米・西欧諸国は低い傾向にあるが、ギリシャ41%、インドネシア39%、ロシア37%など、依然として高水準の国もある。

 

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