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【国際】

「米朝会談1回ではない」 トランプ氏正恩氏親書受領へ

 【ニューヨーク=石川智規、赤川肇】ポンペオ米国務長官と北朝鮮の金英哲(キムヨンチョル)朝鮮労働党副委員長(党統一戦線部長)は三十一日午前(日本時間同日夜)、六月十二日開催で調整中の米朝首脳会談の実施に向け協議した。トランプ大統領は三十一日朝、ワシントン近郊の空軍基地で記者団に対し、英哲氏ら北朝鮮代表団が金正恩(キムジョンウン)党委員長の親書を携えており、六月一日にワシントンで受け取ることを明らかにした。親書を受け取れば、首脳会談が開催される公算が大きくなりそうだ。

 トランプ氏は、ポンペオ氏らの事前協議について「うまくいっている」と述べ、「(首脳会談は)一回では終わらないだろう。二回目、三回目も必要になる」とも指摘した。

 一方、事前協議に臨んだポンペオ氏は中央情報局(CIA)長官だった三月末から四月一日と、国務長官就任後の五月上旬に訪朝した際、正恩氏とともに、側近である英哲氏と面談。ポンペオ氏と英哲氏が会うのは今回で三回目になる。

 両氏は協議に先立つ三十日夜も会食をしながら話し合った。ポンペオ氏は会食前、ツイッターで「米国が求めるのは、完全で検証可能かつ不可逆的な非核化(CVID)だ」と強調。会食後には「良いワーキングディナーだった」と書き込んだ。

 米政府高官は三十日夜、記者団に「米朝首脳会談を開くためには、北朝鮮が今までやらなかったことをしなければならない」と指摘。非核化に向けた明確な意志や行動を表明する必要があるとの考えを示した。

 一方、サンダース米大統領報道官は三十日の記者会見で、ニューヨークのほか、首脳会談開催予定地であるシンガポールと、韓国と北朝鮮の軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)の計三カ所で同時に開かれている米朝実務者協議について「前向きな議論がされている」と述べ、「六月十二日に予定通り首脳会談が行われることを期待している」とした。

 

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