東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米朝会談へ「真に進展」 ポンペオ氏、合意に「日韓の同意必要」

 【ニューヨーク=石川智規、ソウル=境田未緒】ポンペオ米国務長官は三十一日午後(日本時間六月一日早朝)、ニューヨークで北朝鮮の金英哲(キムヨンチョル)朝鮮労働党副委員長(党統一戦線部長)と会談後に記者会見した。ニューヨークなど各地で行われている北朝鮮との協議が「この七十二時間で真に進展した」と評価。両国の対話は「正しい方向に進んでいると確信している」と強調した。史上初の米朝首脳会談が実現する可能性が高くなってきた。

 また、英哲氏ら代表団は翌六月一日にワシントンを訪れ、トランプ大統領に金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長からの書簡を手渡すと明らかにした。英哲氏はホワイトハウスを訪れる予定。トランプ氏はロイター通信とのインタビューで「親書を読むのを楽しみにしている」と述べた。

 ポンペオ氏は英哲氏との会談で、米国が求める完全な非核化の見返りに、北朝鮮の体制を保証することを協議したと明かし「進展があった」と振り返った。また、米朝が合意を締結するには日本と韓国の同意が必要との認識を示した。さらに「両国は新たな平和と繁栄、安全に向けた転換点に直面している」と指摘。「この機会を無駄にすることは悲劇にほかならない」と、首脳会談を実現すべきだとの考えをにじませた。

 「難しい挑戦であり、依然としてやるべきことが残っている」とも指摘。「大統領は北朝鮮問題がどれほど難しいかを分かっている」とも付け加え、六月十二日にシンガポールで首脳会談を行うかどうかは「分からない」と述べた。

 一方、韓国外務省は一日、康京和(カンギョンファ)外相とポンペオ氏が一日朝に電話協議したと発表した。ポンペオ氏は、英哲氏との会談や南北軍事境界線上にある板門店(パンムンジョム)での米朝実務者協議の結果を説明、米朝首脳会談の推進動向と今後の方向について米国側の構想を説明したという。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報