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【国際】

14日、南北軍事会談 閣僚級合意 非核化議題にせず

 【ソウル=上野実輝彦】韓国と北朝鮮は一日、閣僚級会談を南北軍事境界線にある板門店(パンムンジョム)の韓国側施設「平和の家」で開き、今月十四日に、南北軍事当局の将官級会談を開催することで合意した。南北は十八日にスポーツ担当会談、二十二日に赤十字会談を開くことも決め、四月二十七日の南北首脳会談で合意した「板門店宣言」の内容の迅速な履行に意欲を示した。

 一方、韓国側首席代表を務めた趙明均(チョミョンギュン)統一相は記者会見で、米朝首脳会談に向けた協議に関して「米朝会談の成功を南北関係発展につなげようという話のみがあった」と述べ、非核化については議題にしなかったと明かした。

 十四日の将官級会談は板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で開き、「軍事的緊張の緩和や南北国防相会談を協議する」と決定。スポーツ担当会談ではインドネシアで開くアジア大会への共同出場などを「平和の家」で、赤十字会談では離散家族再会問題などを北朝鮮の金剛山(クムガンサン)で、それぞれ協議すると決めた。

 また韓国側提案で、南北当局者が常駐する共同連絡事務所を開城(ケソン)工業団地に開設することで合意。

 会談では韓国側は趙氏、北朝鮮側は李善権(リソングォン)祖国平和統一委員会委員長が首席代表を務め、双方から文化やスポーツなどを担当する省庁の幹部が出席した。

 閣僚級会談は五月十六日に開く予定だったが、北朝鮮側が米韓軍の共同訓練を理由に無期限延期を通告。同月二十六日の南北首脳会談で、改めて開催を決めた。

 

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