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【国際】

北、軍首脳部入れ替え 米朝会談控え 強硬派抑え込みか

 【北京=城内康伸】北朝鮮の人民武力相(国防相)と朝鮮人民軍総参謀長が交代したことが分かった。北朝鮮消息筋が明らかにした。軍総政治局長が最近になって代わったことが判明しており、軍首脳部の入れ替えは、非核化を議題とする六月十二日の米朝首脳会談を控え、強硬派を抑え込む狙いがあるとみられる。

 消息筋によると、人民武力相は朴永植(パクヨンシク)氏に代わり、努光鉄(ノグァンチョル)第一次官が就任。朴氏より「穏健派」とされる。軍総参謀長は李明秀(リミョンス)氏から第一副総参謀長を務めていた李永吉(リヨンギル)氏に代わった。総政治局長は金正角(キムジョンガク)氏から平壌市党委員長だった金秀吉(キムスギル)氏に代わったことが五月二十六日、北朝鮮側の報道で確認されていた。

 人民武力省は補給や財政を担当。軍参謀部は軍事作戦を担い、総政治局は軍幹部の思想や教育を行う国防分野の三大機関。

 朝鮮中央通信は五月十八日、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の指導で、党中央軍事委員会第七期第一回拡大会議が開かれ、「武力機関の責任幹部らの解任および異動、新たな幹部の任命」が行われたと伝えていた。三首脳の人事が同会議で同時に行われた可能性がある。

 韓国統一省報道官は「全て一度に交代したとすれば異例だ」としており、確認作業を行っているもようだ。

 

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