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【国際】

「ミスアメリカ」水着審査廃止 主催団体「#MeToo」波及 刷新へ

 【ニューヨーク=赤川肇】米国を代表するミスコンテスト「ミスアメリカ」の主催団体が五日、「もう身体的外見で審査しない」として、今年九月の選考会から水着審査を取りやめる方針を明らかにした。

 主催団体では昨年、当時の男性幹部らが元ミスの女性らを中傷する電子メールをやりとりしていた問題で辞職。セクハラ被害を告発する「#MeToo(私も)」運動の世界的広がりを踏まえ、体制の刷新を印象づける狙いもありそうだ。

 問題発覚後に主催団体の理事長に就いたグレッチェン・カールソンさん(51)は、一九八八年の優勝者でFOXニュースの元キャスター。セクハラ被害で同社幹部を提訴したことでも知られ、五日の声明では「もう私たちは見せものではない。学識や社会的影響力、才能、地位向上に重きを置いた新世代の女性リーダー像を示していく」と述べた。

 一方、AP通信は「水着審査のおかげで健康的な食や運動を教わった」と出場経験者の擁護論も伝えた。

 毎年恒例のコンテストは一九二一年から百年近い歴史があり、全米各州を代表する十七〜二十五歳の未婚女性が出場する。昨年優勝したカーラ・マンドさん(24)は地方予選も含めて総額九万ドル(九百八十万円)以上の奨学金をもらった。

 

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