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【国際】

「米朝会談後に6カ国協議を」 文大統領ブレーン提案

 【ソウル=上野実輝彦】韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領のブレーンである文正仁(ムンジョンイン)統一外交安保特別補佐官は七日、ソウル新聞主催の講演会で、米朝首脳会談後に「六カ国協議を進めるのがよい」と述べ、北朝鮮の非核化や体制保証に向け中国の役割の重要性を強調した。

 文氏は、非核化のための査察や検証には長期間がかかることを、トランプ米大統領が認識し始めていると指摘。米朝高官による事前協議で「北朝鮮が保有する核弾頭や長距離弾道ミサイルの搬出などが焦点になっている」と分析した。米朝会談の合意を北朝鮮が履行しなかった場合に備え「中国による制裁のみが効果があるので、中国を関わらせなければならない」と説明。北朝鮮の体制保証にも中国とロシアの後ろ盾が必要だとして、六カ国協議を再開するべきだと主張した。

 また「わが国の大統領もシンガポールに行って(朝鮮戦争の)終戦宣言を採択すれば、北朝鮮の非核化の速度が速まる」と述べ、米朝首脳会談に合わせた米朝韓三者の首脳会談に、韓国政府が強い意欲を持っているとの認識を示した。

 日本政府に対しては「緊急課題である核問題の協議に日本人拉致問題を加えるのは困難との見方もある」とし、米朝会談への過度な介入を控えるよう求めた。

 

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