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【国際】

朝鮮戦争終結にトランプ氏意欲 非核化より容易「成果」狙う

 【ワシントン=石川智規】トランプ米大統領は七日、シンガポールで十二日に開く金正恩朝鮮労働党委員長との会談で、朝鮮戦争(一九五〇〜五三年)の終結に向けた合意を検討していることを明かした。一方で、「北朝鮮が非核化しないのは受け入れられない」と強調。北朝鮮の対応次第では「いつでも席を立つ準備はある」とも述べた。

 ポンペオ米国務長官も七日の記者会見で「完全で検証可能かつ不可逆的な非核化」を受け入れることが「唯一認められる成果だ」と、北朝鮮をけん制した。

 朝鮮戦争は五三年、米軍主体の国連軍と北朝鮮軍、中国軍が休戦協定を締結したが、平和協定が結ばれていないため、今も戦争継続状態にある。トランプ氏は「合意に署名することは間違いなくあり得る」と明言。米朝国交正常化についても「(非核化など)すべてが完了したらそうしたい」と、意欲を見せた。

 トランプ氏が戦争終結に意欲を示すのは、首脳会談の成果として非核化よりも実現しやすく、国際社会にアピールできるからだ。トランプ氏自身、戦争終結は交渉で「おそらく簡単な部分だ」と指摘。「その後に難しい部分(非核化の交渉)が残っている」と述べた。

 

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