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【国際】

北非核化「2年半以内に」 米大統領任期中 国務長官が示す

 【ワシントン=後藤孝好】ポンペオ米国務長官は十三日、北朝鮮の非核化について「大規模な軍縮を二年半以内で達成できることを望んでいる」と述べ、トランプ米大統領の任期の二〇二一年一月までに実現したい考えを明らかにした。トランプ氏と金正恩朝鮮労働党委員長が十二日に署名した共同声明では非核化の期限は示されず、米政府高官が具体的な日程に言及したのは初めて。ソウルで記者団に語った。

 ポンペオ氏は「(事前協議の)全ての作業結果が共同声明に記されたわけではなく、(共通)理解に達した点は他にも多くある」と成果を強調。文書化できなかった非核化の具体策について、来週にも米朝高官協議を開催して詰めの作業を急ぎたい考えを示した。

 共同声明には、米国が受け入れられる唯一の結果としていた「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」が明記されていない。保有する核兵器の検証方法や廃棄の手法など具体策は盛り込まれず、今後の協議に多くの課題を残す結果に終わっていた。

 ポンペオ氏は、CVIDに関して「検証することなく、完全な非核化はできない」と指摘。その上で、共同声明に「完全な非核化」という文言があることを挙げて「『完全』には検証可能で不可逆的ということが含まれる」と強弁した。

 

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