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【国際】

世界の核弾頭数、遅い減少ペース 国際平和研が推計

 【ロンドン=共同】ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は十八日、今年一月時点での世界の核弾頭総数が計一万四千四百六十五個となり、昨年同時点の一万四千九百三十五個から四百七十個(約3%)減少したとの推計を発表した。同研究所は、減少のペースは遅く、保有国は核兵器の近代化を続けていると指摘している。

 十二日の米朝首脳会談で完全非核化を確約した北朝鮮については、昨年と同じ二十〜十個と推定している。

 同研究所の報告書によると、核弾頭の減少は世界の約九割を保有する米国とロシアが新戦略兵器削減条約(新START)に基づき、戦略核弾頭を削減したため。一方で両国などは核兵器の近代化も進めている。

 インド、パキスタンも核兵器備蓄を増加させ、核弾頭搭載可能なミサイルシステム開発を継続。昨年の北朝鮮の動向について報告書は昨年九月の水爆実験や、長距離弾道ミサイル開発の急速な進展などを指摘した。

 米国は今年二月、新核戦略指針「核体制の見直し(NPR)」で核兵器の使用条件を緩和、「使える核兵器」とも称される小型核の開発を盛り込んだ。

 

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