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【国際】

コロンビア大統領に右派ドゥケ氏 内戦和平進展に影

 南米コロンビアで17日、サントス大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票があり、最大の左翼ゲリラだったコロンビア革命軍(FARC)との和平合意の見直しを訴える右派イバン・ドゥケ前上院議員(41)が初当選した。サントス氏へのノーベル平和賞で国際的に注目された和平プロセスは、新政権下で岐路を迎える可能性もありそうだ。 (ニューヨーク・赤川肇)

 「私たちが夢に描く和平には修正が必要だ。真に被害者が中心で、正義と償いがあるように」。AP通信などによると、ドゥケ氏は首都ボゴタでの勝利宣言で、あらためて合意見直しに意欲を示したが、具体策には踏み込まなかった。

 サントス氏は二〇一六年、コロンビアで半世紀以上続いた内戦を終わらせる和平合意に導いたとしてノーベル平和賞を受賞。しかしFARCの政治参加や殺人犯の懲役免除を認める合意に国民の不満も強かった。

 今後ドゥケ氏が合意の「修正」にどこまで切り込むか判然としない中、FARCを率いたロドリゴ・ロンドニョ氏はドゥケ氏の当選を祝福した上で「希望の道は開いている」と述べた。

 大統領選は六人が立候補した五月の投票で当選に必要な過半数を得票した候補者がおらず、上位二者による決選投票となった。ドゥケ氏が左派グスタボ・ペトロ前ボゴタ市長(58)に12ポイント差をつけて勝利した。

 ドゥケ氏の大統領就任は八月七日。任期は四年。

 

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