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【国際】

北朝鮮の非核化、実現する? 日本人25% 韓国人59%

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 【ソウル=境田未緒】日本の非営利団体「言論NPO」と韓国のシンクタンク「東アジア研究院」は十八日、日韓共同世論調査の結果を発表した。北朝鮮の非核化に関して韓国は「(南北の)合意通り実現」と「非核化へ動くが解決に時間がかかる」との前向きな見方が計59・3%だったのに対し、日本は25・5%と日韓で大きな差が出た。日韓関係では韓国人の日本への意識で改善が続いている。

 調査は五、六月に日本では十八歳以上、韓国では十九歳以上を対象に対面で実施。約千人ずつから回答を得た。

 北朝鮮の核問題がいつ解決するかでは、十年以内に解決すると考える韓国人が60・6%に上った。一方、同様に考える日本人は10・2%にすぎず、「解決は難しい」が昨年とほぼ同じの65・1%に上った。

 言論NPOが米国の大学と同時期に実施した日米世論調査では、米国人も五割が十年以内に解決するとみていた。工藤泰志代表は「当事国ではない日本人は政府発表とそれを報じるメディアに影響され、拉致問題が強調されていた」と指摘。韓国に好印象な人ほど核問題の解決に肯定的だとして「対韓感情が朝鮮半島問題の理解のブレーキになっている」と分析した。

 韓国人の日本への印象は「良い」が28・3%と二〇一三年の調査開始以来最高だった一方、日本人の韓国に対する「良い」意識は前年より4ポイントほど下がり22・9%と、初めて日韓で数値が逆転した。

 

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