東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 6月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

米、日本製鉄鋼の一部除外 輸入制限で初、5カ国42件

 【ワシントン=白石亘】米商務省は二十日、鉄鋼とアルミニウムに発動した追加関税で、日本などから輸入する鉄鋼製品四十二品目を適用除外にすると発表した。関税を除外する品目を選んだのは今回が初めて。ただ二万品目を超える除外申請のうち、審査を終えたのは1%未満で手続きは遅れている。

 日本企業では切削工具を手掛ける「不二越」の米国子会社による申請が認定された。ほかにスウェーデンとベルギー、ドイツ、中国の七社の製品が、米国内では十分な品質や数量が確保できないとして認められた。一方、十一社が申請した五十六品目は却下された。

 ロス商務長官は同日、米議会上院の公聴会で証言。申請件数が想定の三倍に当たる二万品目を超え、審査する担当者が足りないとして、「迅速化に努める」と述べた。

 米国は三月、安全保障上の脅威を理由に日本や中国などから輸入する鉄に25%、アルミに10%の関税を発動。日本製品はほかでは代替できないものが多いとして、日本政府は品目別の除外に期待を掛けていた。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報