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【国際】

北が米兵遺骨返還 「200柱」トランプ氏公表

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米大統領は二十日、中西部ミネソタ州での演説で、北朝鮮から朝鮮戦争(一九五〇〜五三年)で死亡して行方不明となった米兵の遺骨の引き渡しを受けたと明らかにした。十二日の米朝首脳会談後、北朝鮮が初めて実施する具体的な措置で、信頼醸成に向けた第一歩となる可能性がある。

 トランプ氏は「われわれは亡くなった偉大な英雄を取り戻した。実際に今日、二百柱の遺骨が返還された」と成果を強調。「私は金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長とうまくやっている。彼は自国を偉大にするだろう」と正恩氏を持ち上げた。

 朝鮮戦争では約七千七百人の米軍関係者が行方不明になり、国防総省は約五千三百柱の遺骨が北朝鮮に残っていると推計。米朝首脳会談で署名した共同声明には、戦争捕虜や行方不明の米兵の遺骨収集に関する協力を盛り込んでいた。

 一方、マティス国防長官は、北朝鮮が完全な非核化への具体的な行動を取っているかどうかについて「私は認識していない」と国防総省で記者団に語った。

 北朝鮮との非核化の実務協議に関しては「詳しい交渉は始まっていない。現時点では(非核化の行動を)期待していない」と述べた。

 

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