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【国際】

離散家族再会へ協議 金剛山で南北赤十字会談

 【ソウル=境田未緒】韓国と北朝鮮が、朝鮮戦争(一九五〇〜五三年)で生き別れになった離散家族の再会事業に関して話し合う赤十字会談が二十二日、北朝鮮南東部の金剛山(クムガンサン)のホテルで始まった。四月の南北首脳会談で、八月十五日を契機に再会事業を実施することで合意しており、規模や方法などを具体的にどこまで詰められるかが焦点となる。

 朴庚緒(パクキョンソ)大韓赤十字社会長が代表を務める韓国側代表団は韓国北東部・高城(コソン)の出入事務所を通って軍事境界線を越え、午前九時二十分ごろにホテルに到着。朴氏は出発に先立ち「離散家族五万七千人の痛みを和らげるプログラムをどう作成するか、よく協議する」と述べた。

 韓国側は再会事業のほか、離散家族の生死確認を求めており、手紙のやりとりや故郷訪問などについても協議する可能性がある。北朝鮮に抑留されている韓国人六人の釈放に関する協議にも関心が集まっていたが、朴氏は取り上げない方針を示した。

 一方、北朝鮮側は二十日未明、パク・ヨンイル祖国平和統一委員会副委員長を首席代表とする代表団の名簿を韓国側に通知。北朝鮮はこれまで、北朝鮮が中国で経営するレストランから二〇一六年に従業員らが亡命した事件は、本人たちの意思に反して韓国当局が仕組んだ「拉致だった」として女性従業員十二人の送還を要求しており、今回の会談でも持ち出す可能性がある。

 

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