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【国際】

タイ洞窟 少年ら「おなかすいた」 医師派遣、救出に数日

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 【チェンライ(タイ北部)=山上隆之】タイ・チェンライ郊外のタムルアン洞窟内に閉じ込められていた少年ら十三人が、二日深夜(日本時間三日未明)に無事発見されたことを受け、タイ当局は医師を派遣して健康状態をチェックさせた。体力が回復し次第、洞窟の奥から救出する方針で、脱出には数日かかる見通し。洞窟内には水位が高い地点もあるため、衰弱している少年らをどう救出するか作業方法を検討している。

 チェンライ県のナロンサク・オソタナコーン知事は二日、洞窟近くの対策本部前で記者会見し、全員無事に発見したと発表。さらに「最初の任務は完了した。次は洞窟から外に出すことだ」と述べた。

 さらにタイ軍は三日の声明で、洞窟内に少なくとも四カ月分の食料を届けると説明。洞窟内の水位が下がらないことを想定した対応とみられる。

 十三人は地元サッカーチームに所属する十一〜十六歳の少年十二人と男性コーチ(25)。六月二十三日午後にミャンマー国境に近い洞窟に入ったが、大量の雨水が流れ込み、出られなくなっていた。

 捜索している当局によると、六月三十日から雨量が減り、排水作業も進んで洞窟内の水位が低下していた。タイ海軍の潜水士らが空気ボンベを補給する拠点を設けながら、入り口から約三キロの丁字路に到達。二日はさらに約二キロ奥にある水のない場所に少年らが避難しているとみて、前進を続けた。狭い岩の隙間をくぐり抜け、二日午後九時半すぎに十三人を発見した。

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