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【国際】

独内相が辞意撤回 難民問題で首相と合意

 【ベルリン=共同】ドイツのゼーホーファー内相は二日、メルケル首相の寛容な難民政策に反発して一日に表明した辞任を撤回した。ゼーホーファー氏はメルケル政権の一角を占める保守、キリスト教社会同盟(CSU)の党首。辞任表明で政権崩壊の危機を迎えていたが、撤回を受け危機は当面回避される見通しとなった。

 メルケル氏とゼーホーファー氏は二日、ベルリンで会談。メルケル氏が譲歩し、ドイツに流入した難民らを審査するための施設「トランジット・センター」をオーストリアとの国境に設置することで合意した。

 難民の受け入れ審査は域内で最初に到着した国で行うと定めた欧州連合(EU)の「ダブリン規則」に従い、別の欧州の国から来た難民らは入国を認めず、そのまま当該国に送還する方針。

 こうした難民らの入国を国境で拒否するよう求めていたゼーホーファー氏は「違法移民の流入を国境で阻止する方法で一致できた」と合意を評価。ただ、メルケル氏の保守、キリスト教民主同盟(CDU)、CSUと連立政権を組む中道左派、社会民主党(SPD)は寛容な難民政策の維持を主張しており、今後の出方が注目される。

 

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