東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 国際 > 紙面から > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【国際】

タイ洞窟、少年ら13人無事 脱出阻む水 長期化も

写真

 【チェンライ(タイ北部)=山上隆之】タイ・チェンライ県のタムルアン洞窟に閉じ込められ、二日深夜(日本時間三日未明)に無事発見された地元サッカーチームの少年ら十三人の救出方法について、ナロンサク・オソタナコーン知事は三日、潜水技術を教えるなど三段階に分けて作業を進める方針を示した。知事は「いつ少年らが外に出られるかはまだ分からない」と指摘、十三人全員の脱出は長期化する可能性もある。

 知事は洞窟内に少なくとも四カ月分の食料を届けると説明。現在は雨期で四日から豪雨が予想され、洞窟内の水位が上昇して救助が長期化することを想定した対応とみられる。脱出を容易にするため、軍などが排水作業を続けている。

 今後の救出作業では、必要な食料や医薬品などを届ける。医師らが少年らの健康状態を確認するとともに、酸素を送り込んで体力を回復。少年らに潜水技術を教え、潜水士とともに脱出を図る、としている。

 洞窟入り口から少年らが避難していた地点までは約五キロ。潜水技術を教えるのは洞窟内に依然、水位の高い地点があるためだ。雨期は十一月まで続くため、排水作業が難航する恐れもある。

 知事は三日の記者会見で少年らの様子について「思っていた以上に元気だった。彼らはスポーツマンだ」と語り、地元のボランティアや各国からの支援に謝意を示した。

 十三人は地元サッカーチームに所属する十一〜十六歳の少年十二人と男性コーチ(25)。少年らは洞窟の入り口から五キロほど入った高い場所に避難していたところを英国人潜水士らによって発見された。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報