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【国際】

大学入学選考で人種考慮 米政権、黒人ら優遇廃止

 【ワシントン=後藤孝好】トランプ米政権は三日、オバマ前政権が大学当局に入学選考で黒人ら人種的な少数派を優遇するよう促していた指針である積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)を廃止することを決めた。優遇措置は大学で人種の多様性を確保する狙いだったが、白人やアジア系からは逆差別との批判が上がっていた。

 ロイター通信によると、連邦最高裁は判例で、大学が入学選考で人種を考慮して、黒人ら少数派の入学を後押しすることを容認してきた。セッションズ司法長官は「不必要で不適切な規則を廃止する」として、優遇措置の指針を取り消すと発表した。

 黒人らの優遇措置を巡っては、アジア系米国人の団体が学業成績で高得点を獲得しても入学選考に不合格になるのは違法な差別だとして、ハーバード大に民事訴訟を起こしている。トランプ政権は、アジア系米国人が入学選考で他の人種よりも厳しい基準を課されている疑いについて調査を開始した。

 野党の民主党や人権団体は、トランプ政権の新たな政策転換に反発を強める可能性がある。

 

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