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【国際】

「家に帰り、ご飯もっと食べたい」 タイ洞窟閉じ込め 少年らの手紙公開

7日、タイ北部チェンライ県で記者団に話すナロンサク知事=ゲッティ・共同

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 【チェンライ(タイ北部)=山上隆之】タイ海軍特殊部隊は七日、チェンライ郊外の洞窟内に閉じ込められている少年ら十三人の手紙を公開した。「僕たちは元気です。心配しないで」「洞窟から出られたらすぐに家に帰り、ご飯をもっと食べたい」などと記されている。

 サッカーチームの男性コーチも手紙の中で、少年らの両親に対し「申し訳ありません」と謝罪している。少年らは六日夜、ノートの用紙に手紙を書き、特殊部隊の潜水士が運んだ。

 少年ら十三人の救出方法について、チェンライ県のナロンサク知事は七日未明の記者会見で「雨が降って水位が上がり、事態がさらに悪化するまで待つことはできない」と語った。

 近く大雨が降るとの予報があり、大量の水が洞窟内に流れ込み、少年らがいる場所も水没する恐れが出た場合、潜水による脱出を実行する可能性を示した。

 ただ、六日未明に洞窟内で救助活動中だった元海軍特殊部隊の潜水士が死亡する事故が起きたばかり。経験の少ない少年らを潜水させるのは危険だとの指摘も出ている。

 知事は「リスクを極力減らしたいが、時間は限られている。少年らの健康状態は良好で、引き続き少年らに潜水の技術を教えている」と述べた。

 七日には英国の救助チームから追加の応援が入るといい、「英国チームの意見も参考にしたい」と強調。脱出を開始する具体的な日時は明らかにせず「きょう(七日)はない。状況次第だ」と答えた。

 

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