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【国際】

縦穴掘って救出検討 タイ洞窟 少年ら13人閉じ込め

 【チェンライ(タイ北部)=山上隆之】タイ・チェンライ郊外のタムルアン洞窟に閉じ込められている少年ら十三人の救出に向け、タイ当局は少年自身による潜水のほか、洞窟上部から穴を掘る方法も検討している。七日の記者会見では、山中に百カ所以上の縦穴や隙間を確認したと発表。少年らがいる場所につながることが確認されれば、ドリルを使って掘削する方針だ。

 洞窟内は酸素濃度が低下し、大雨で内部の水位が上昇する恐れもある。現場責任者のナロンサク・前チェンライ県知事は「リスクは極力減らしたいが、時間は限られる」と説明し、緊急時には潜水による脱出を決行する構えだ。

 一方、タイ海軍特殊部隊は七日、少年ら十三人の手紙を公開した。大半が家族宛てに、外に出たら「すぐ家に帰りたい。食べたい物がたくさんある」「毎日、お店を手伝います」などとつづっている。

 「特殊部隊のお兄ちゃんはちゃんと面倒を見てくれています」と報告し、先生に「宿題をたくさん出さないでください」とのお願いも。少年らは六日夜、ノートに手紙を書き、特殊部隊の潜水士が持ち帰った。サッカーチームの男性コーチ(25)は手紙で少年らの両親に謝罪し、「私が全力で子どもたちを守ります」と記した。コーチの対応を巡ってはソーシャルメディアに「雨期になぜ洞窟に入ることを止めなかったのか」との批判や、少年らにスナック菓子を分け合うよう指示したことへの称賛など評価が分かれている。

 

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